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葛城山【葛城高原/大和葛城山】には年間を通じて多くの登山者が訪れます。葛城山を代表する花として人気の高い『カタクリ』の花・・・。

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自然散策コース

 

@自然つつじ園

 

Aかたくり群生地

 

B自然研究路(1)

 

C自然研究路(2)



展望散策コース

 

D山頂・三角点

 

Eイヤモンドトレール



歴史散策コース

 

F葛城天神社

 

Gカブト岩

 

Aかたくり群生地

 

カタクリ』の花は主に『自然研究路』の西周回コースに咲きます。西周回コースは『理想の森』とも呼ばれ、歩きやすい歩道が整備されています。

 

るい太陽が戻りつつある、まだ風が肌に冷たい早春の林床で、淡紫色の花びらを揺らせてひっそりと咲く『カタクリ』の花の群生場所があります。落葉広葉樹の木々が芽を吹き葉を広げて薄暗くなる前に、いっぱい太陽の光を浴びてしまおうといっせいに花を咲かせます。新緑で山が萌える頃には花の時期も終わってしまう為、はかない春の命という意味で『スプリングエフェメラル』とも呼ばれます。冷たい風に揺れる花びらが、とても寂しげでもあり、楽しげでもある。見る人の気持ちで感じ方まで変わってしまいます。ちょうどこの花が咲く頃、高原には美しい蝶が舞う姿も観察されます。それは『ギフチョウ』と呼ばれるアゲハ蝶に似たとても優美な蝶です。よく写真集などで、『カタクリ』の花の蜜を吸う美しい蝶を一度はご覧になったことがあるでしょう。

 

しいゆえに、人々の関心を集め、中には、無責任な人々により、生育が脅かされるのは、どこの国立・国定公園でも同じことですが、そうした人々の中から、本当の環境保護の大切さを学び取って、良きナチュラリストに生まれ変わる人々がいるのも事実です。『立ち入らないで下さい』という意味で、各地にロープが張られています。このカタクリ』も繊細な植物で、発芽から花が咲くまで7年以上の歳月が必要です。そうして徐々に球根のような『りんけい』を大きくしてやっと花を咲かすのです。特に一年目の芽は、信じなられないほど小さく細く、まるで糸のよう。これを踏みつけずに歩くことができますか?。葉っぱ・花を踏まなくとも、知らず知らずのうちにあなたは踏みつけてしまっています。自然界の植物はそれほどまでに繊細で、小さく弱い。私達登山者は、このロープが持つ大切な意味を考えねばなりません。かつてはもっと規模が大きかったといいます。人々の無責任さも原因でしょうが、酸性雨などの環境異変も背景にあるのでしょう。

 

葉集にも紹介され、薬草としても知られるカタクリ』の花。人々が近隣の山に立ち入り、木を伐採し、薪を拾い炭を焼き、このような人の手の加わった半自然的な環境を『雑木林』または『里山』と呼びます。人とのかかわりで栄える、人と共生する生き物たちがあります。この『カタクリ』『ギフチョウ』もそうです。こうした『里山の自然』が住宅開発などで、次々と各地から消え去りつつあります。昔の時代から多くの人々が、狩猟や薪拾いの合間に愛でてきたのでしょう。この花への昔からの人々の熱い思いを、積極的にこれからも大切に見守って次の時代へと受け継いで行きたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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